コマツナで老化防止 |
コマツナはアブラナ科の一年草で、ほかのアブラナ類から日本で分化したものとされ、ハクサイ類とも交雑しやすいという。 濃緑色、葉は軟らかくて甘味があり、雑煮や汁の実、浸し物、カラシ和え、ゴマ和え、煮物などに広く利用されています。 アクが少なくて生でも食べられ、野菜の少ない冬場の貴重な食材です。 小松菜の由来コマツナは、昔は冬にとれる野菜ということで冬莱とか雪菜と呼ばれていましたが、東京の江戸川西部から広がったことにちなんで、小松川の地名をとり「小松菜」という名がつけられました。 栄養成分は成分はホウレンソウに似ているのですが、カルシウムがホウレンソウの5倍程多く、骨の弱くなる老人や成長期の子どもにもお勧めです。 ビタミンAのカロテンやC、Eも多く含み、若さを保つエース(ACE)といわれる三大ビタミンを含有する点でも、コマツナはホウレンソウに劣らない老化防止の野菜と云えます。 薬能としてビタミンAは粘膜や皮膚を強化し、Cは発ガン物質の作用を弱め、そしてEは細胞を老化させる過酸化脂質を抑える働きをするので、老化防止の三大ビタミンと云われる所以です。 これにB群を加える意味で豚肉とコマツナのソテーなどはヘルシィな献立といえるでしょう。 またコマツナはアクが少ないため、下茹での必要がなく、和え物にするとき水にさらす手間も要らず、時には新鮮な菜を生食して、ビタミンCを無駄なく摂る事が出来ます。 なお、カロテンの吸収を高めるには油で調理するのがよく、浸し物や和え物も栄養価を考えるなら加熱は短時間に済ませましょう。ことだ。 ビタミンAとCが多いということは風邪の予防にもよく、喉の粘膜を丈夫にし、細菌感染を防いでくれます。 また民間療法では、コマツナとニラを細かく刻んで布に包み、これをしぼった汁に日本酒を少し加えて飲むと便秘に効くとも云われます。 小松菜の保存方法コマツナの弱点は、日持ちが良くないので、買ったらすぐ使い切り、、残ったら茹でて冷凍保存するのかよいでしょう。 数日なら霧吹きをして全体を濡らし、保存袋に入れ、根を下にして野菜室に入れ、調理する前に根元を冷水につけると葉に生気が戻ってきます。 コマツナで老化防止 |
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